第１３８話 まるめびメンバーで行く！シルト旅行☆

きゃっきゃきゃっきゃ♪

































めび先生「コラー　加藤に丸岡ー

ホームルームだぞー　しっかり席につけー」















←加藤









←丸岡

めび先生「いいかー　今日はみんな待ちに待った修学旅行の日だー

朝早かったが、みんな寝坊はしなかったかー」







丸岡「先生！先生が寝坊したんじゃないんですか！？

１時間も待ってたんですけ







めび先生「丸岡ー　ホームルーム中の私語は厳禁だぞー

おいて行くぞー」








丸岡「すみません先生・・・」








加藤「はい！先生質問です！

おやつは３００Ｇ分までですよね！？」






めび先生「うむ、そうだなー加藤

一応ノリで３００Ｇ分にしてみたー

それ以上持って来ていたら先生が食べるぞー」






加藤「はい先生！

所持金が１８３Ｇしかなかった僕はどうしたらいいんで







めび先生「それはあきらめろー加藤

その被ってる学生帽、ベンダーで売れー」








加藤「はい先生！」








丸岡「おい何かさっきからダメだぞこの教師！

ソレいいのか！？　許されるのか！？」







めび先生「丸岡ー　ホームルーム中の私語は厳禁だぞー

おやつ代１００Ｇに下げるぞー」








丸岡「すみません先生・・・」







めび先生「いいかー　これから向かう観光地シルトは、

一般の観光客様もたくさんいらっしゃるぞー

くれぐれも他人に迷惑をかけたり、ゴミをポイ捨てしたりしないことー」







丸岡「はい先生！」









加藤「はい先生！」








めび先生「あとシルトは暑いからなー

日射病にならないように、ワンピースと日傘をしっかり持ってきたかー」







丸岡「先生！ソレ先生の趣味なんじゃないですか！？

自分のファッションの押し付けのように聞こえま







めび先生「丸岡ー　お前はホント私語が多いなー

シルトでメガネ焼けしろ！お前は！」








丸岡「すみません先生・・・　メガネ焼けはイヤです」







めび先生「いいかー　シルトが人気観光スポットになった今、

通気性・伸縮性などに長けるワンピースの価値が見直され、

このファッションはこれから需要が高まる一方だぞー　予習しておくようにっ」







加藤「はい先生！」









丸岡「はい先生・・・」







めび先生「それでは、行く準備をするぞー

校長先生に、『行って参ります』　の挨拶をするー

全員せいれーつ」









































































行って参ります☆




































































































































丸岡「何かそっけなかったですけど　校長先生」








めび先生「今ノリで校長先生に仕立て上げた

一般市民の方だったからなぁ」








丸岡「さっそく他人に迷惑かけてんぞソレ」















































































めび先生「ココがシルトだお前たちー」









加藤「うぉぉぉ！！」









丸岡「大自然やべえぇぇ！！」







めび先生「興奮する気持ちはよく分かるが、

はしゃぎすぎると迷子になるぞー

必ず先生の話をよく聞くよーにー」







加藤「はい先生！」









丸岡「はい先生！」









めび先生「今日は雄大な大自然を堪能して帰るといいぞー」











































































































































































































































































































































































めび先生「そんなわけで遭難した」














加藤「うぉぉぉぉぉぉぉ！？」








丸岡「大自然やべえぇぇぇぇ！？」



















































めび先生「いいかー　先生でさえちょっとテンション上がって

樹海に踏み込んでみたらこのザマだー

いつでもはしゃぎすぎてはいけないという教訓だぞー」







丸岡「ダメダメだこの教師！反面教師だ！」









加藤「どうしてくれるんですかコレ！」








めび先生「先生がこの結果だ・・・

もしお前らがはしゃぎすぎていたら迷子じゃ済まなかったな！良かったな！」








丸岡「うわー何で担任なんだこの教師！」








めび先生「しかしいかん・・・　ちょっと調子乗りすぎた

先生、疲れてもう歩けん・・・」








加藤「先生・・・！」









めび先生「すまない事をしてしまったな・・・」









丸岡「先生・・・」








加藤「先生、僕が近くの村まで頑張って行ってみて、

助けを呼んできます！」







丸岡「そうだな！先生はここで待っていてください！

必ず助けに帰ってきます！」








めび先生「お前たち・・・！」























































めび先生（うむ・・・　たとえ成績が悪くとも、

思いやりのある、自慢の教え子たちだ・・・

やれば出来る子たちなのだ・・・　頼んだぞ・・・！）


































































丸岡「あっ！人だ！　すみませーん！」

























































丸岡「あ゛ァ！？」










































丸岡「おい・・・ちょっと聞けよ・・・

お前に幽霊の何が分かるってんだ・・・！？

大変なんだぞ！幽霊ってのはよぉ・・・！」










































加藤「ソコのお前・・・

なかなか良いもん持ってるじゃねぇか・・・」






































加藤「だが甘いな・・・　俺の課金箱の方が一回りほど大きいようだな・・・

しかしなかなかの課金箱マスターとお見受けしたぜ・・・！

魅せてやるぜ・・・！俺の課金箱をよ！

出でよ！俺の課金箱ォォォ！！」





























































































丸岡「わかるか・・・？この辛さが・・・！

私生活にも支障が出ているというのに、

世間からの何の保障も無いし、誰にも優しくされないんだぞ・・・？

お前に幽霊を語る権利など無いんだっ！！」






























































加藤「いやぁ～　あはは！

まさかこんな良き理解者が現れるとは思いませんでしたよ～

しかし良い材質ですねぇおたくの課金箱！

このカドとか・・・たまりませんよね！ホント語り明かしたいですよ！」