第１２７話 忍月花 ～忍者ブログをよろしくニン☆～

まるまつ「こんばんは・・・

月も花も似合っちゃう男、まるまつです」

まるまつ「いや～　ファンブルグの桜もいよいよ満開ですねぇ・・・

青空の下で見る桜はもちろんキレイですが、

夜桜ってのもいいですよねコレ」











まるまつ「今宵は一人で

こんな景色を見たくなってしまったまるまつでした・・・」









まるまつ「・・・」








まるまつ「・・・え？違いますよ？

めびに花見の場所取りをさせられてるとか

そんなんじゃないですホントホント










そもそもねぇ・・・　奥さん・・・

こう見えても俺、　ロマンチストなんですよ・・・

この前も海の音が聞きたくなっ



















（長いので割愛させていただきました）


























・・・ってしまってね・・・フフ・・・

その時のバーにいた女性の感謝の眼差しといったらね・・・

『夜桜まるまつ』　の異名をつけられてしまっ





























































まるまつ「って昼だよ！！」



























































まるまつ「めびも・・・全然来ないじゃんアイツ！

めび：　『花見、朝から始めるから良い場所取っといて～

・・・ところで最近オシャレな服が手に入ったんだけど・・・

・・・いらないから今回の仕事次第ではごにょりんりん』

・・・って言ってたのにっ！　あ、何でもないですこっちの話です」




































まるまつ「アイツめチクショウ！　もうホント怒ったからな！

人に場所取りだけさせて遅刻とは・・・

最悪だ！やってられるか！　ぷんぷん！」


















































































































































































































































めび「ささっ　お酒どうぞどうぞ」









忍者「お酒ダメなんだニンニン」
































































































まるまつ「えぇ～・・・」




















































めび「あれ？　まるまつだ

遅かったね」







まるまつ「遅かったね　じゃねぇよ・・・

俺ずっと場所取ってたんだぞ！　何盛り上がっちゃってんの！？」







めび「いや～　来たら思いのほか場所ガラガラだったから

勝手に始めてた」








忍者「始めてたニン☆」








まるまつ「えぇぇぇ～・・・　信じられないよこの娘・・・

人が頑張ったのに・・・」








めび「ドンマイドンマイ！」









忍者「ドンマイニン☆」








めび「ニンニン☆

あっ　お酒どうぞどうぞ」








忍者「お酒ダメなんだニンニン」









まるまつ「なぁ、さっきからその人







忍者「ところでニン」















































忍者「めび殿は忍者の活動はしっかりやってるニン？」








めび「最近はあんまり忍者的な活動はしていないですね・・・

正直なところ　『忍者』　の肩書きだけかもしれないです」








まるまつ「え～と・・・　さっきから誰な







忍者「やはりここにも現代化の波が押し寄せてきているニン・・・

忍者が住みづらい環境になっていくのは悲しいことニン

でも、いつでも忍者の心だけは忘れないよう、精進するニン」






めび「師匠のありがたきお言葉っ

ささっ　お酒どうぞどうぞ」







まるまつ「え　師匠！？　師匠なの！？

さりげなく師匠って言っ








師匠「いやお酒ダメなんだニンニン」
















































めび「師匠は最近は何をしてたんです？」







師匠「一般市民に溶け込んで生活してたニン

『ジャック』　と名乗って、とあるファンブルグの家庭で

無邪気な子どものふりをしてお世話になってたニン」






まるまつ「なぁいいのかソレ！？

本物のジャック君をどこにやっ





めび「さすが師匠っ

家族にも家族ではないと気づかせない程の隠密行動ぶり、というわけですね

恐ろしい・・・」







師匠「伊達に頭に葉っぱ乗っけてないニンよ！」









めび「伊達にキツネ耳もついてないですよね！」









師匠「あ　これは趣味ニン」









まるまつ「えぇ！？　無駄に正直だな師









めび「まぁまぁ　お酒どうぞどうぞ」









師匠「さっきからお酒ダメって言ってるニンニン」



















































師匠「さて、拙者は現代社会に眠る忍者たちの芽を

見つけて育てる忍務があるニン」






めび「さすが師匠っ　お忙しいっ

『忍者ブログ・・・始めてみようかしら・・・』　みたいな忍者の芽たちが

まだまだいっぱいいますからねぇ」






まるまつ「なぁ　ここコンチェブログだよな

二人とも何の話して






師匠「そうだニン　忍者ブログもどんどん普及させていかなければならないニン

最近は他のブログ軍勢の勢力も高まってきていて、

忍者はどんどん追いやられるばかりニン」





めび「そこはバッチリ普及活動してましたよ・・・！

我らが忍者ブロ軍に栄光あれっ！ニンニン☆

ではでは　お酒どうぞどうぞっ」







師匠「えぇ～・・・　お酒ダメだってばニンニン」









めび「それでは、普及活動頑張ってくださいニンニン☆」








師匠「ニンニン☆

それでは　拙者これにて　ドロン！」































































































まるまつ（歩いた・・・）




















































まるまつ「結局あの人は　めびの師匠だったんだな・・・

あの人何なの？　忍者ブログの回し者？」








めび「・・・・・・・・」









めび「あれ？　まるまつの知り合いじゃないの？」









まるまつ「・・・・・・・・」







まるまつ「は！？　完全にお前の知り合いだっただろ！

俺全部スルーされたしな！

というか師匠って呼んでたじゃん！！」






めび「いや～　座ってたらさりげなく話しかけてきて

成り行きでそうなった」










































































めび「・・・・・・・・」









まるまつ「・・・・・・・・」















めび「うわぁ・・・誰だったんだろ　　きもちわるっ」






















































まるまつ「春先は変な人が

いっぱい出てくるから

気をつけような！みんな！」











めび「説得力ないよ　アンタ」
























































※当記事は忍者ブログをオススメするものであって

他社ブログ様を敵視するものではございませんニン♪　（一応）










隊長「また変な人　入ってきた・・・」