第３話 賢い大人の稼ぎ方

めびですよ～



今日もいつものごとく仕事を探して歩き回ってます。

しかし手がつけられるクエストがまだまだ少ないっ！

基本的に毎日「八百屋さん依頼」と「おやつ配達」で生活しています。

１クエスト５００Ｇと単純計算して、
２クエスト×５００
で、基本日給１０００Ｇです。

もっと稼ぎたいなぁ…



















▲仕事ください（年輩の方に）




















▲仕事ください（子供に）



































▲いや他の仕事教えてください









そして…


港町「イール」にて仕事探しです！








































▲この家から仕事の匂いがっ


































少年「おねいちゃん！僕ゴブネギが欲しいんだよぅ！」

めび「分かった！採れたて新鮮のゴブネギを探してきてあげる！」

少年「さすがおねいちゃん！実はここだけの話、今日の夜、ここにお父さんとお母さんが帰ってくるんだ！だから僕お父さんとお母さんにそのゴブネギを」













































少年「もう全然聞いてないね！気がついたらいないし、一人で喋ってたね僕！」






































































































少年「今のはおねいちゃん帰ってくるの絶対早いよね！それゴブネギかどうかも怪しいよ！」

めび「早いから新鮮なのよ少年」

少年「採れたて持ってくるとか言ってたクセに、どうせ他の誰かが置いていった道端に落ちてるやつ拾ってきたんだろ！」

めび「少年…さっきからアナタの目の前で構えられてる杖が見えないようね…」

少年「うわぁ！最初から構えられていたこの杖の不自然な向きにはそういう意味があったのかー！」

めび「少年…さっきからアナタの目の前で構えられてる杖が光り始めてるのが見えないようね…ちなみにおねいちゃんはメテオストライクだけはＧｒ８よ」

少年「うわぁ！Ｌｖの割には無駄に高い！いろんな技を平均的に上げていけば良いのに！この無計画！っていうかおじいちゃん！おじいちゃん助けてよー」

めび「この距離なら、あなたのおじいちゃんは近視で難聴だから聞こえてないし見えてもいないわ」

少年「そういうとこだけ無駄に計画的だよ～」

めび「さぁもうクリアの証を出しなさい？」

少年「えぇっ！？僕のクエストもっと長いよ！？」

めび「あ、あと１，２回のメテオストライクでＧｒ上がりそうねこれ…」




























クリアの証を手に入れた。
称号「少年にやさしい人」を手に入れた。





少年「大人ってずるいや…」








その頃…




























トレントボス「ぎゃああああぁぁぁぁぁ」








トレントボスの悲鳴がこだましたと言う…